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理事長
馬瀬 和人  (ませ かずと)
■ご挨拶

 平素は、静岡経済研究所の活動にご理解、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
 さて、このたび、一杉逸朗理事長の後を引き継ぎ、新たに理事長に就任することとなりました。当研究所は、1963年、静岡銀行の創立20周年を記念して設立されて以来、中立的な立場で、地域の産業・経済、企業経営、地域開発などの分野で実証的な調査研究に努めてまいりました。かつて私自身、研究員として16年間在籍していたこともあり、当研究所の伝統の重さ、果たすべき役割の大きさは十分に理解しているつもりではありますが、改めて気を引き締めて、この重責を全うしてまいりたいと存じます。
 さて現在、わが国経済は、米中対立を背景とする国際緊張の高まり、世界的な半導体不足による生産活動の停滞に加え、昨年来、猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の拡大により、2020年度の実質GDP成長率は、比較可能な1995年度以降で最大のマイナス幅を記録するなど、文字通り未曽有の難局に直面しております。しかも、社会的要請が高まりつつあるカーボンニュートラルに向けた取組みや、DXを始めとするデジタル社会への対応も必要不可欠な状況にあり、まさに歴史的な大転換点に差し掛かっていると言えるでしょう。そして、こうした課題は、当然ながら日本の縮図と例えられる静岡県に共通するものであることから、地域に根差しつつ、未来志向でその克服に向けた道標を提示するという我々シンクタンクの役割は、ますます重要性を増していくものと考えております。
 当研究所は、2年後の2023年3月に創立60周年、つまり、人生に例えると還暦にあたる節目の年を迎えることとなります。「行って」「見て」「聞いて」「感じる」ことを重視した調査研究スタンスは守りつつも、時流の変化を的確に捉え、変えるべきところはスピード感をもって改革し、会員サービスの更なる充実に努めてまいりますので、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



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