静岡県内主要産業の四半期見通し調査(2019 年7-9月期)
内需は堅調だが、外需の下振れリスクで力強さに欠ける
(現況について)
消費増税前の駆け込み需要により、民生用電器部品や家電量販店で特需が発生しているが、工作機械など輸出関連が弱含みとなり、外需の不安定さが堅調な内需に水をさしている。
(今後の見通しについて)
消費増税前の駆け込み需要が顕在化し、国内需要は引き続き堅調に推移するとみられるが、輸出関連県内産業景気は総じて力強さを欠く展開になる見通し。
なお、業種ごとの7-9月期の業界景気見通しは、主要20業種のうち「観光・レジャー」が『やや下降』、残る19業種が『横ばい』。
『好調』が2業種、『順調』が3業種、『普通』が10業種、『低調』が5業種となる見通し