平成27年3月「静岡県内中堅・中小企業設備投資計画」調査結果
―計画額は2ケタの伸び、投資マインドもリーマン・ショック前の水準に―
□静岡県内の中堅・中小企業(294社)の平成27年度設備投資計画額は、前年度比+12.1%と2ケタの伸びとなる見込み。業種別では、食料品や金属製品で機器更新や効率化、輸送用機械器具で増産のための機械導入などの投資が増え、製造業が+7.0%のプラス。また、非製造業は既存設備の維持補修を計画する建設業、新規出店を計画している小売業などの増加見通しから、+14.6%の増加となる見込み。
□企業の設備投資マインドを示す設備投資S.I.は、全産業で10.4と、昨年3月調査(4.0)比で+6.4ポイント上昇し、リーマン・ショック前の平成19年(10.5)並みの水準まで回復した。