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NEWS RELEASEニュースリリース

2020.04.20

静岡県内主要産業の四半期見通し調査(2020 年4-6月期)

– 新型コロナウイルスの感染拡大で県内産業景気は急降下 –

静岡経済研究所(理事長 一杉逸朗)では、3月に実施した「静岡県内主要産業四半期見通し調査」の結果をとりまとめましたので、その内容をお知らせします。

(現況)
〇年初から自動車販売などで前年の消費増税の反動減が続くなど低調に推移していたが、2月以降、中国を発端とする新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、多くの業種で急降下した。

(今後の見通し)
〇世界的に新型コロナの感染拡大が続く中、国内・海外経済ともに極めて不透明な状況が続くと予想される。新型コロナの感染終息が見通せない中、県内産業景気は、製造業・非製造業問わず、多くの業種で大きなダメージを負うことが懸念される。
〇なお、業種ごとの4-6月期の業界景気見通しは、主要20業種のうち「食品・飲料」が『やや上昇』、「家庭紙」、「情報サービス」など9業種が『やや下降』、「自動車部品」「二輪車部品」など3業種が『下降』、残る7業種が『横ばい』。

『好調』『順調』はなく、『普通』が6業種、『低調』が6業種、『不調』が8業種となる見通し。全業種の平均階級値は「1.90」で、東日本大震災発生直後の2013年4-6月期の水準まで落ち込む見込み。

※本件のお問合せ先 担当(大石 彰男)
news_2020.4.20.pdf