第57回「静岡県版 景気ウォッチャー」調査(2018年1月)
-力強さに欠けるも、景況感は緩やかに改善-
2018年1月実施の「静岡県版 景気ウォッチャー」調査では、家計消費関連で悪化が止まり、雇用関連で好調が続いたことから、「現状判断指数(方向性)」は50.7で、前回10月調査(49.3)から+1.4ポイント上昇し、景気”横ばい”を示す指数「50」を9期(2015年10月調査以降、2年3カ月)ぶりに上回った。
一方、2-3カ月先の景況感を示す先行き判断指数は54.1と、前回調査(55.4)から△1.3ポイント低下したものの、2期連続で「50」を上回る改善判断となった。家計消費関連や事業所向けビジネス関連で年度末に向けた需要拡大を見込むウォッチャーが多く、雇用関連も引き続き求人の増加が見込まれることから労働市場は活況を呈するとみられる。
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