2018年 静岡県内の主要企業 経営者アンケート
— 経営者の半数が景気改善を見込む-世界的な景気回復が追い風に- —
◆静岡県内主要企業の経営者に、2018 年の景気についてアンケート調査したところ、「良くなる・やや良くなる」が合わせて48.1%と半数近くになった。北朝鮮情勢など不安材料はあるものの、改善見通しは企業規模を問わず広がっており、とくに”運輸・物流業”では「良くなる・やや良くなる」が57.1%と最も高い。
◆多くの経営者が世界的な景気回復を見込んでおり、日米金利差の拡大によって為替は円安傾向、輸出企業を中心に県内経済にはプラスとみている。
◆2018年の経営課題としては、「人材の確保・育成」「品質管理の強化」が上位に挙がる。6割の経営者が正社員不足としており、女性の活躍推進や高齢者の活用、長時間労働の是正などに注力する意向である。
◆今後10 年で自社業界が「大きく変わる」という回答は半数近くに上る。県内経営者には、価値観の変化や技術革新の潮流を見据えつつ、2018 年を”大変革期”に向けて策を講じる年とすることが期待される。
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