静岡県内主要産業の四半期見通し調査(平成29年7-9月期)
– 産業景気は回復に向かいつつも、人手不足は深刻 –
首都圏を中心とした好景気の恩恵に加え、外需が好調な輸出型産業を中心に静岡県内企業の足元の業況は上向きの状況にある。
今後については、人手不足が制約要因とはなるものの、引き続き輸出型産業や情報サービスなどをけん引役として県内産業景気は底堅いと見込まれ、総じて先行きは緩やかな回復が続く見通し。
なお、業種ごとの7-9月期の業界景気見通しは、主要20業種のうち「運輸・倉庫」が『やや上昇』で、残る19業種が『横ばい』の見込み。
『好調』はなく、『順調』が3業種、『普通』が9業種、『低調』が7業種、『不調』が1業種となる見通し。