「主婦の消費動向アンケート調査」結果
–景況感は横ばい、家計の引き締め続く–
□最近の景気については、「悪くなっている」が4分の1あるものの、「とくに変わっていない」が7割超を占め、景況感はおおむね横ばいが続いている。
一方、今後1年間の家計支出の見通しは、「引き締め意向」が半数を超えており、”倹約しよう”という主婦の姿勢がみてとれる。
□この1年間に”充実させた費目”、今後”充実させたい費目”は「旅行・レジャー費」や「子供の教育費」が上位に挙がった。一方、この1年間に”節約した費目”、今後”節約したい費目”では、「外食費」、「毎日の食費」、「衣料品購入費」が多かった。
□収入が伸び悩む中でも生活レベルに対する満足度は改善傾向が続いており、”収入の多さ=生活の満足度”とは捉えない新しい価値観がみてとれる。消費スタイルを考える際、こうした価値観とネットショッピングの相性は極めて良い。主婦はネットを積極的に活用して、限られた収入の中で商品やサービスをより安く購入し、生活の質を維持している様子が伺われる。
「主婦の消費動向アンケート調査」結果