第45回「静岡県版 景気ウォッチャー」調査(平成27年1月)
―「現状」は悪化判断続くが、「先行き」は持ち直しの兆し―
□ 平成27年1月実施の「静岡県版 景気ウォッチャー」調査では、消費マインドの回復遅れから、家計消費関連の判断指数が低位にあり、「現状判断指数(方向性)」は44.0と、前回26年10月調査(42.7)に続き、“景気横ばい”を示す「50」を下回る「悪化」判断となった。
□ 一方、2―3カ月先の「先行き判断指数(方向性)」は50.5と、2期ぶりの改善判断に転じており、円安による物価高止まりの懸念はあるものの、原油安や賃上げ気運の高まりを追い風として、景況感に持ち直しの兆しが感じられる。