「主婦の消費動向アンケート調査」結果
「景況感は大幅に改善するも消費税増税を控え家計の引き締め続く」
◆最近の景気について、「悪くなっている」が14 . 1%まで低下するなど、主婦の景況感はリーマン・ショック以前の水準まで戻った。ただし、消費税増税後への不安感などから、今後の家計支出を「引き締めたい」とする主婦は7割近くに上る。
◆この1年間に“充実させた費目”は、主に「子供の教育費」で、今後“充実させたい費目”は「旅行・レジャー費」が最も多い。一方、今後“節約したい費目”としては、「外食費」や「水道光熱費」と回答する主婦が多かった。
◆消費税増税を控え、前倒し購入がみられる一方で、家計の引き締めに走る主婦も少なくない。ようやく明るさが見え始めた景気が、増税によって腰折れすることのないよう、政府による有効的な経済対策の実行が求められる。