第 39 回「静岡県版 景気ウォッチャー」調査(平成25 年7 月)
―景況感の改善続くも、回復テンポに一服感―
□ 平成25 年7月実施の「静岡県版 景気ウォッチャー」調査では、県内景気の「現状判断指数(方向性)」は52.4 と、横ばいを示す「50」を3期連続で上回り、引き続き改善傾向が続いている。しかしながら、前回4月調査(58.3)比で△5.9 ポイント低下しており、回復テンポには一服感がみられる。
□ また、2―3カ月先の「先行き判断指数(方向性)」も53.7 と、3期連続の改善判断となったものの、前回4月調査(59.1)比で△5.4 ポイント低下した。景況感は引き続き改善基調にある中、原材料価格の高騰懸念や消費税引上げ前の特需の有無、世界遺産効果の地域差などが入り交じり、改善期待はやや鈍っている。