第 32 回「静岡県版 景気ウォッチャー」調査(平成23 年10 月)
現状判断は「悪化」に転じ、先行き判断も「悪化」続く
□ 平成23 年10 月実施の「静岡県版 景気ウォッチャー」調査では、消費者の支出抑制姿勢が続いていることから、主に家計消費関連分野で景況感が悪化、県内景気の「現状判断指数(方向性)」は47.8 と景気横ばいを示す指数「50」を割り込んで悪化判断に転じ、前回7月調査(54.3)比では△6.5 ポイント低下した。
□ また、2―3カ月先の見通しについては、欧州をはじめとした海外経済の不透明感が強いことから雇用関連分野を中心に悪化が見込まれ、「先行き判断指数(方向性)」は前回調査(46.6)比で△0.3 ポイント低下して46.3 と悪化判断が続く。